レトロ好きでもいいじゃない

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Macintosh Plusのプチ改造&修理 コンデンサ交換&メモリ増設編

~前回のあらすじ~ オークションで手に入れた美品のMacintosh PlusにBlueSCSIを快適に使うためのプチ改造を行ったものの、いざ起動してみると破裂音とともに白煙が立ち上るトラブルが発生した。果たして美品のMacintosh Plusは、無事生き返ることができるの…

Macintosh Plusのプチ改造&修理 ダイオード追加編

“1リットルのホンダ”とバカにされた初代Macintoshに改良を重ね、標準でSCSIコネクタとAppleTalkと搭載。最大4MBまで拡張可能というハイスペックに生まれ変わったMacintosh Plus。同プロジェクトを先導した新CEOのジョン・スカリーとジョブスは“ダイナミック…

史上最大の作戦!文字化けを修理せよ! PC-98DO

V30ベースのPC-9801にPC-8801MH相当のロジックを詰め込んだ、一粒で二度美味しいマシン。それがPC-98DOだ!前面パネルに配置されたスイッチで98モードと88モードを切り替えることで、あるときはPC-9801VMとして、そしてまたあるときはPC-8801MAとして楽しむ…

フロッピーディスクドライブを直す! PC-8801MH

ここ最近、立て続けにフロッピーディスクドライブ(以下FDD)が不調な88が舞い込んできた。PC-8801FHとPC-8801MHなのだが、いずれも共通した症状としては、電源を入れてもドライブにアクセスしないというものだ。弱いながらもアクセスランプは光っていること…

ボロボロマシンをなんとか復活! PC-6601

久しぶりにPC-6601が我が家にやってきた。見た目はボロボロで全体がホコリまみれ。ついでにキーボードも汚れまくっている。電源も入らず、正直触るのだってためらわれる状態だ。まぁ、そんな状態だからこそ格安で手に入れることができたので、久しぶりにPC-6…

未踏のVAシリーズに初挑戦! VA復活篇その2

前回までのあらすじ 初のVAシリーズをゲットしたものの、蓋を開けてみると画面表示すらされない見事なジャンクだった。基板をチェックしてみると二次電池のあった場所の回路が断線していることがわかった。問題はこれまで断線処理をしたことがないということ…

未踏のVAシリーズに初挑戦! VA復活篇その1

とうとうと言うか、ようやくと言うべきか「PC-88VA」を入手することができた。個別ではいくつか未入手なマシンはあるものの、88シリーズとしてはコンプリートしたことになる。 ぶっちゃけVAはあまり好きなマシンではないし興味もない。16-bitCPUであるV30を…

濃緑色の消しゴムキーボードに惑わされ…National JR.100

深夜のオークションは危険だ! 先月のこと。なんの考えもなくオークションにて「JR-100」を入手してしまった。 JR-100をご存知無い方に簡単に説明すると、1981年にNational(現Panasonicから発売されたパソコン入門で、ウィキ先生によると「目の粗いグラフィ…

キーボードを修理せよ! PC-6001mkII編

前回に引き続き、今回もキーボード修理のお話。しかもPC-6001mkII編。 PC-6001mkIIはPC-6601を含めて6回ほどメンテしたけれど、そのうちの5台が見事にキーボードに不具合が生じてるというものだった。 PC-6001mkIIにおけるキーボードでの不具合は押しても反…

またもやFE! あらら?今度はキーボードか…

先月、無事に8801FEをお嫁に出したばかりなのだが、早くも新しいFEが我が家にやってきた。これで6度目のFEである。しかも今度はキーボード付きだ。 「どんだけFEが好きやねん!」と言われそうだが、そのとおり。私はFEが好きだ!88後期のマシンということも…

PC-8801MA2~M派に人気のマシン

M派?それともF派? 3度目となるPC-8801MA2を手に入れた。MA2は88の中でも割と人気が高い。そもそも他のMシリーズと何が違うのか。ウィキさんによると「MAの後継機、モードスイッチ廃止、2HDドライブ搭載。」とある。ああ、なるほどわからん! で、MAはとい…

PC-8801FE~コンパクト88の復活!

5度目のFE! 「FEちゃん、FEちゃん、可愛いよ。はぁはぁ・・・」 ということで、今回はコンパクト88とも言えるPC-8801FEのメンテナンス。FEを手掛けるのはこれで5回目。コンパクトだけあって、作りもシンプルで他のモデルにくらべて分解しやすいのが特徴だ。…

ボロボロFAをなんとか復活!

初めてのPC-8801FA これまで多くの88を扱ってきたが、今回送られてきたFAはこれまでで一番キョーレツな88だった。ドライブは片方抜かれていてぽっかりと穴が開いてるし、コネクタ周りはサビだらけ。挙げ句の果てにはフロントパネルの一部が割れていると、ま…

【塩ゲーレビュー】ファンキーモンキー(ポリシー)

しょっぱいのはお好き? 突然だが、自分は“しょっぱい”ゲームが好きだ。 パチもん臭がぷんぷんと漂う、“しょっぱい”としか表現しようのない、そんなゲームに悲哀を感じてしまう。そして、当時は見向きもしなかった“しょっぱい”ゲームたちを勝手に“塩ゲー”と…

ぴゅう太~さようならぴゅう太

予想以上のボロさ レトロPCは高い。高いから安いものを求める。安いものは壊れている事が多い。壊れているから直す。しかし、必ずしも直せるわけではないわけで・・・。今回、ご紹介するぴゅう太もその一例だ。ぴゅう太の中古相場価格はだいたい1万円前後な…

AMIGA~それは魅惑のマシン

4度目のAMIGA 今から2年くらい前の話になるけれど、さるルートでAMIGAを買う機会に恵まれた。購入したのはAMIGA500。一応動作確認済み。接続に必要なセットがすべて揃った状態でン万円でいいという。その時は、高いのか安いのか良くわからなかったけれど、す…

本日は晴天なり! 今回はホワイトニングのお話

黄ばみの原因は化学反応 今日も今日とてやってきましたよ。真っ黄色に変色した、うっひゃ~なパソコンたちが!元はプラチナ・ホワイトだったパソコンたちも、なが~いなが~い年月を経て、いつの間にかアイボリーに…。中には黄色を通り越して、赤く変色した…

88界のラストエンペラー~PC-8801MC メンテナンス編

いよいよメンテナンス 前回PC-8801MCを各パーツごとに分解し、4枚に卸すことができた。分解の目的はもちろんメンテナンスなので、今回はMCのメンテナンスについて解説しよう。メンテナンスと言っても、本格的な電子回路の知識がなければ、やれることは自ずと…

88界のラストエンペラー PC-8801MC ~分解編~

PC-8801MCとは? PC-8801MCは88シリーズの最終形態であり、88で初めてCD-ROMを搭載したミニタワーモデルだ。しかし、時すでに遅し。CD-ROMを搭載したところで世の中の興味は16ビットマシンへと移り、対応ソフトはほとんどリリースされないまま、88シリーズは…